本文へスキップ

六ヶ所村立第二中学校 -学校概要-

学校概要Outline

本校について

 本校は、平成8年に『平沼中学校』と『倉内中学校』と『中志中学校』の3校が統合して創立されました。さらに令和2年4月に『千歳中学校』とも統合し,(新生)六ヶ所村立第二中学校として新たなスタートを切りました。 創立27年目となる本年も、これまでの両校の伝統を継承するとともにキャリア教育の視点を基軸に据えた教育活動に取り組み、将来、地域を支え地域の発展を担う明るく積極的な人材の育成に取り組んでまいります。


沿革

 年  月 日           内  容
平成8年 2月   校舎等竣工
平成8年 4月1日   平沼、倉内、中志の三中学校を統合し、第二中学校創立
      位置:青森県上北郡六ヶ所村大字倉内字湯沢112−1
      校歌制定:作詞ー阿久津凍河氏・作曲ー川崎富康氏
      校名採用者:木村 昭文(倉内中2年)
      校章採用者:吉田 譲(平沼中3年)
      校舎竣工に伴う寄贈
      生徒用図書・テレビカメラ・飾り壷・展示ケース・観葉植物・スリッパ・バスケットボール・バレーボール 他
平成8年 4月5日   開校記念式典
平成8年 8月4日   グランド物置小屋設置
平成8年 12月4日   教員住宅等完成
平成9年 4月1日   笹原小学校学区より第二中学校への入学開始
平成12年 8月2日   インターネット開通
平成13年 2月13日   校訓 『誠実 進取 創造』 制定
平成13年 3月24日   職員室、教員住宅に防災放送受信機設置
平成13年 8月9日   生徒用パソコン3台設置
平成13年 8月23日   体育館へ校歌額設置(揮毫:二本柳晴子氏)
平成13年 8月27日   事務用パソコン2台設置
平成13年 10月6日   校長室、教室へ校訓額設置(揮毫:二本柳晴子氏)
平成13年 11月14日   職員室に防災用テレビ設置
平成14年 3月14日   スクールバス防災無線取り付け
平成14年 3月26日   スクールバス車庫完成
平成15年 8月29日   生徒、教員用パソコン6台設置
平成16年 7月16日   日ロ国際交流(ロシア訪問団来校)
平成16年 9月30日   光ファイバー回線開通
平成19年 5月21日   倉内小学校、耐震問題のため二中校舎へ引っ越し
平成20年 3月9日   倉内小学校、仮校舎完成により引っ越し
平成22年 6月28日   電子情報ボード3台設置
平成26年 8月18日   教師用タブレット5台、生徒用タブレット55台導入
平成27年 10月27日   県教育委員会 「いじめ防止対策学校実践指定校」 公開発表
平成27年 11月15日   創立20周年記念式典
平成28年 11月15日   ICT活用研修会公開発表
平成29年 10月4日   北地区中学校教育研究会授業発表(国語・社会・数学)
平成30年 2月19日   日本教育工学協会(JAET) 2017年度学校情報化の認定校へ
令和元年 2月9日   日本教育工学協会(JAET) 2020年度学校情報化優良校の認定校へ(認定期間2020.4.1〜2023.3.31)
令和2年 4月1日   六ヶ所村立第二中学校と六ヶ所村立千歳中学校が統合し,六ヶ所村立第二中学校となる。校訓「誠実 連帯 立志 進取 拓魂 創造」を制定する。校訓揮毫 簗田信義 氏
令和2年 4月7日   六ヶ所村立第二中学校統合記念式典を挙行する。
令和3年 1月25日   エアコン竣工
令和5年 1月   教員用iPad16台、生徒用iPad75台導入


令和5年度 六ヶ所村立第二中学校学校経営方針


令和5年度 六ヶ所村立第二中学校 キャッチフレーズ


あたたかい学校 力のある学校

1 基本的な方針

 子供たちが成人して活躍する社会は、予測が困難な時代となると予想されており、このような時代にあって、学校教育には、子供たちが様々な変化に積極的に向き合い、他者と協働して課題を解決していくことや、様々な情報を見極め知識の概念的な理解を実現し情報を再構成するなどして新たな価値につなげていくこと、複雑な状況変化の中で目的を再構築することができるようにすることが求められている。3年間に及ぶコロナ禍によって、その力が子供たちのみならず、私たち大人にとっても必要なものであることを改めて痛感させられた。
 本校では、家庭、地域との信頼関係を基盤に、生徒が将来、多様で変化の激しい社会を『生き抜く力』を育成するため、青森県教育委員会・上北教育事務所・六ヶ所村教育委員会の各学校教育指導の方針と重点、及び本校の教育課題を踏まえ、キャリア教育「つながる力」の視点を基軸に、特別活動を中心とした教育活動に創意工夫をこらした学校運営に取り組む。
 また、今年度は全日本教育工学研究協議会全国大会での授業提案が本校において実施される。コロナ禍の中、国のGIGAスクール構想が加速され、学校のICT環境が急速に整備されている。そのような中、本校がこれまで取り組んできたICTの活用について、研究成果を発表し、大会の成功を期すとともに、これまでの経験から、PTA活動を含めた「新しい教育活動の形」を模索しながら、学校教育活動を進めていきたい。
 また、「命を大切にする教育」は喫緊の課題であり、「命を大切にする心の教育」とともに、危機回避や避難行動などの安全教育について、引き続き強い決意をもって取り組む。


2 学校教育目標

 学校教育課題
  知 将来の夢や志の実現に向け、主体的に学習に取り組む意欲と確かな学力の育成
  徳 人間愛の精神を深め、周囲の人々に対する思いやりと感謝の心の育成
  体 健康、安全で幸福な生活を送れるよう、たくましい気力と体力を兼ね備えた自己指導能力の育成

 校訓(令和2年制定 開校25年目)
   「誠実 連帯」 「立志 進取」 「拓魂 創造」

 教育目標(令和2年制定)
  一 自ら学ぶ生徒
  一 心豊かな生徒
  一 健全な生徒

 努力目標
   一 夢や志の実現に向け、主体的に考え、伝え、学び合う生徒
   一 思いやりと感謝の心で、互いを認め合い、高め合う生徒
   一 自分に自信を持ち、心身を鍛え、健康で安全な生活を送る生徒



     

3 経営の目標

 生徒・保護者・地域から信頼され、全職員が参画する一体感と活力のある学校経営
  ・職員個々の「よさ」を発揮した主体的取組と職能の向上
  ・鋭敏な危機管理意識に基づく、速やかな情報共有と組織としての共通理解・共通行動
  ・保護者や地域の目線に基づいた連動と相互信頼


4 目指す生徒の姿と具体的な方策

〇目指す生徒の姿

 「二中プライド」の合い言葉の下、
  ・自らの課題を解決するために、粘り強く学習に取り組む生徒
  ・互いの個性を尊重し他と協調し合う生徒
  ・自他の安全について関心をもち、奉仕の心をもって行動する生徒
  ・郷土について理解し、進んで地域に貢献する生徒

     

〇具体的な方策
 (1) 自己の進路を叶える確かな学力の育成
  ア 主体的・対話的で深い学びの実現を意識した授業での思考力、判断力、表現力の育成
  イ 学力調査での結果分析等による生徒へのフィードバックと指導内容の補強・改善
  ウ 授業と連動した習慣化された家庭学習の質の向上

 (2) 人間尊重の精神に基づく心の教育
  ア 他者や未来とつながるキャリア教育の視点に基づく活動や学習の推進
  イ 道徳の授業を中心に、他者を尊重し思いやる心と態度(相互理解・寛容)の育成と全職員による適切ないじめの未然
    防止及び事案対処
  ウ 自発的・自治的能力を育て、成功経験の積み重ねによる自己肯定感と自己有用感の高揚を図る特別活動の充実

 (3) 健全な生活を送る自己指導能力の育成
  ア 健康・安全に関する正しい知識と適切な行動を身に付ける保健・安全教育の充実
  イ 困難に挑戦し乗り越えるための強い心と体の育成
  ウ 誘惑に打ち克つ正しい心と望ましい生活習慣の確立

 (4) 郷土を愛し、奉仕する心の育成
  ア 総合的な学習の時間における郷土芸能への取組み
  イ 長期休業中における地域施設の清掃活動の実施

5 今年度の経営の重点

 キャッチフレーズ「あたたかい学校 力のある学校」のさらなる浸透を図り、すべての生徒が「二中プライド」を自覚して行動し、すべての職員は「師弟同行」と「凡事徹底」を心掛け、力を合わせて「二中ブランド」を確立を目指す。

(1) 全ての生徒が自身の力で歩みを進める指導と支援
 教育活動全体を通じて自分が何をするべきなのか、どのような状態なのかを全生徒に自覚させながら自己理解と自己決定など自律のための指導と支援に重点を置き、生徒自身が歩みを進める力を育む。

(2) 学力向上の鍵は教師の専門的な指導力
 指導計画と評価規準の整備を通じて資質・能力などの確実な見直しと実践に努める。特に自らの授業におけるICTの活用スキルを高めるとともに、主体的・対話的で深い学びの視点に基づく授業改善や、各種研修への参加を心がけ教師自身も常に学び続ける姿勢を身に付ける。

(3) キャリア教育の視点に基づく教育活動
 全教育活動をキャリア教育の視点でとらえるとともに、キャリアパスポートの活用を進め、特別活動を中心に生徒の今と将来の夢や志につなぐ基礎的・汎用的能力を意図的に育む活動を設定する

(4) 友と考え、参加したくなる道徳授業
 保護者の願いや生徒の実態から「克己と強い意志」「思いやりと感謝」「公正・公平」「生命の尊さ」を重点内容項目としながら、「考え、議論する道徳」授業の実践に努め、生徒の道徳性を養う。

(5) 責任ある言動に基づく誇りと自信をもてる職員>
 服務規律を徹底し、いかなる場合でも説明責任を果たせるよう責任ある言動を心掛け、自己研鑽に励むとともに、常に危機管理に敏感に反応し、いじめ問題や事件・事故の未然防止と報告・連絡・相談・記録・見取りの徹底をする。

(6) 保護者・地域等と共に高まり、連動する「チーム二中」の推進
 「社会に開かれた教育課程」の趣旨のもと、学校・家庭・地域との連携を図りながら『生徒一人一人の可能性を引き出し、確かな成長を保証できる学校』をつくる。そのために、保護者や地域の声に真摯に耳を傾けながら、南小学校や千歳平小学校、六ヶ所高等学校、村教育委員会、諸機関・団体等との連携を図るとともに、PTA活動などコロナで活動が制限された組織の再構築を進める。

(7)学校運営の更なる工夫改善〜働き方改革の趣旨を共有した適切なワークライフバランスの推進
ア 健康・安全に関する正しい知識と適切な行動を身に付ける保健・安全教育の充実
イ 困難に挑戦し乗り越えるための強い心と体の育成
ウ 誘惑に打ち克つ正しい心と望ましい生活習慣の確立


information

六ヶ所村立第二中学校

〒039-3215
青森県上北郡六ヶ所村大字倉内字湯沢112-1
TEL.0175-75-3141
FAX.0175-75-3143